泉州コンシェルジュ

誰がどこで生産したかという「Traceability（追跡可能）」、一定の品質のものを安定供給できる「Sustainability（持続可能）」、フェアトレードで、児童労働などに関与しない「Environment （環境配慮）」、物語のあるものづくり「Dramatic Story（物語性）」、そして日本国内の市場を守っていく「Made in Japan（日本製）」。この５つを主軸に確かな素材と魅力のあるモノづくりに取り組んでいる大正紡績。近藤健一さん（本部長）は、エンジニアとして、世界数ヵ国の綿花栽培と紡績工場の仕事に携わってきました。1989年、オーガニックコットンの提唱者サリー・フォックスの記事を見て、会いに行ったことが氏の人生を大きく変えました。以後、オーガニックコットンを広めることが世界平和につながると思い、夢のあるモノづくりを行ってきました。【自然を守る】綿花の栽培には、収穫の効率を重視して大量の農薬や肥料などが使用されています。オーガニックコットンは使用する農薬や肥料の基準を３年以上守った農地で有機栽培された綿花を自然に枯れるのを待って収穫しています。自然に委ねているため農家や地球環境を守ることに繋がります。【優良な素材を求め世界中をめぐります】大正紡績の契約農場のひとつである、アメリカの農場は世界でいち早くオーガニックコットンの生産に取り組み始めた農場です。その他にも優良な素材を求めて世界各地の農場をめぐっています。【オーガニックコットンの魅力】ふっくらとしたオーガニックコットンはやわらかな肌触りをもたらしてくれます。環境にやさしく、そして最高の心地よさ。そんなオーガニックコットンだからこそ、リピート率が高いのです。【世界でひとつの糸を紡ぎます】コットンは農作物のため、産地や気候によって異なる特徴を把握した上で、各地のコットンをブレンドし、要望に応える糸を作るのが、紡績工場の腕の見せ所です。

オーガニック素材を中心とする綿糸や獣毛混糸、杢糸等、大正紡績は世界各地から厳選して取り寄せた原綿・原毛などの原料をお客様の要望に応じてブレンドし、最高の糸を作ります。