30

和紙織物

株式会社 和紙の布

WASHINONUNO Co.,Ltd


「和紙の布」は1962年「阿部織布」として創業しました。
時代の変遷でメイドインジャパン商品が姿を減らす中2代目の阿部 正登さん(代表取締役社長)は、地場産業である繊維事業の生き残りをかけてこれからどうやって生き残っていくか?これを繊維に携わる人の命題だと考え、和紙に惚れ込み、とにかく「和紙で織物をつくる」を当時の目標とし、試行錯誤を繰り返しました。紙には伸度がない等、織るにはハードルが高く、長年の研鑽の末、和紙の布の開発に成功。改良・開発を経て現在に至っています。
さらには、日本で初めて地域の針葉樹間伐材100%の和紙を利用した革新的な糸「木糸(もくいと)」の開発にも成功しました。繊維原料をほとんど輸入に頼っている中、資源を輸入に頼らず国内で生産可能な唯一の天然資源からなる全く新しい素材です。森林を守るために必要な伐採=間伐 。国産(スギ・ヒノキ)の間伐材の活用が促進される中、「植える→育てる→伐る→使う」のサイクル促進にもつながり、安心・安全で調湿性に優れ、擦れにも強く、毛羽も少ない人と地球に優しいエコな素材・商品としてタオルやハンカチ、靴下など、用途に合わせ幅広く利用されています。
また、カーボンニュートラルの観点からも、未来の世代のために森林を守り持続可能な循環型ビジネスと捉えはんなん和紙の布工房協議会を組織しました。経済産業省の繊維産業における先進的取組事例に採択され、大阪の中小企業の連携で「針葉樹間伐材木糸・壁布クロス」にも着手。地元の小学校・市役所各所で実際に試貼施工し、諸問題もクリアー、商品化への一歩を踏み出しております。
「大阪から間伐の未来を作る」という信念のもと、様々な分野に積極的なものづくりをしている会社です。


取扱商品

和紙の特性を生かした素材の商品開発、雑貨製造販売


会社の特性

自慢の技術者

阿部 正登(代表取締役社長)

最低ロット

200mから

サンプル見本対応

可能。

工場見学

可能(事前連絡必須)

担当者

阿部 正登(代表取締役社長)

会社概要

役職・代表者名

阿部 正登

TEL

072-473-3102

FAX

072-472-4408

E-mail

abe@washinonuno.com

ホームページ

http://www.washinonuno.com

所在地

〒599-0202 大阪府阪南市下出305-1

Copyright(C)2012 Osaka-S-S-K.network All Rights Reserved.