泉州コンシェルジュ

創業から100余年、泉州タオルの特徴である後晒加工で風合い・吸水など、お客様にご満足頂ける高品質のタオルを作り続け、インナーパイルや2.5重ガーゼなどといった他に類を見ないような独特の風合いのガーゼタオルの開発・生産に力を入れてきた神藤タオル。
一般的なタオルとは一味違う「ちょっと変わったええもん」を生み出す事を常に心がけています。と語るのは英国生活後、六代目を引き継いだ神藤 貴志（代表取締役）さん。その言葉通り、産地では一般的な高速織機による短納期・品質均一化とは違った特徴的なタオルの生産を強みとしております。
特にガーゼ素材での新商品開発に力を入れており、織り組織を巧みに操り完成したインナーパイル織物や、2.5重ガーゼのように他ではできないような商品の開発を得意としています。
昨今では高速化を強みとして開発される革新織機と呼ばれる設備で織ったタオルが主流ですが、従来の低速織機で織ったタオルは、原因ははっきりとは特定できませんがどこか風合いが違うと言われます。いわゆる「五感での感じ方」が違うと言われています。その為日頃から従来の設備をなるべく長持ちするように、丁寧にメンテナンスしながら使い続け、新しいものづくりへの発想力と創意工夫、そしてそれらの実現に向けての生産環境の維持・改善がこの会社の強みであり技術力のベースにあると感じます。　

インナーパイルや2.5重ガーゼのガーゼタオルなど、タオル製品全般