泉州コンシェルジュ

現在の社長で創業から三代目となるタオル製造会社です。
後晒の大阪・泉州タオル産地においては綿糸が中心素材ですが、二代目社長からは異素材を使ったタオル作りにも挑戦してきたメーカーです。
当初はウール混の糸やシルク混の糸をパイル糸に使用し、機能性を求めた商品づくりを先進的に実施してきたと言います。三代目となった永井 秀則さん（代表取締役）は、後晒タオルに最も適した素材を求め、辿り着いた京都の綾部紡績とがっちりと協業した商品開発を行っています。
吸水性が良く、しなやかで、ふんわりとしていて嵩高い、最良の綿100％後晒タオルを生み出すため、幾度の試行錯誤を綾部紡績とともに行い、スリータイムズというタオル専用糸を使ったタオルの開発に行き着きました。
「タオル屋は織り上げることがメインの仕事ですが、使用する糸を紡績と一緒になって開発し、さらにサイジングメーカーとは最良の糊付けノウハウを一緒に考え、仕上げる加工場と一緒に風合い出しのことを研究、1枚のタオルを巡って皆で良いタオルを創り上げると言うチームプレイがたまらなく楽しい」と笑顔で話す永井さん、そのチームプレイが良いタオル創りのモチベーションとなっています。

タオル製品全般