泉州コンシェルジュ

1960年に創立し、半世紀にわたり最高品質の綿織物を中心に、日々新しい織物を企画・開発しています。市場や取引先の要望を絶えず汲みあげ、主にミッシー・ミセスをターゲットとした企画を得意としており、年間に100点以上にのぼる試織を行い、その生地の特性を活かせる加工をパートナーである数社の染工場で仕上げ提案するスタイルを誠意的に継続しています。
トレンドや、客先からの要望などに応えながら、取り扱う素材も、綿を中心にポリエステル・ナイロン・シルク等の長繊維から、麻・ウールまでと幅広く対応し、特に綿の細番手の糸とポリエステルやナイロンなどのフィラメントとの交織高密度織物や多重織物は非常に完成度が高く、欧米のメゾンブランドにも数多く取り扱われています。
1981年に当時としては非常に早い段階でエアージェット織機を導入し、その当時全国の中でも数社のシャトル織機でしか織れなかった羽毛布団用の高密度織物の開発を2年の歳月をかけ完成させ、その後も常に業界でもいち早く新たな商品開発にチャレンジし、今に至っています。「難易度の高い織物になるほど織布技術もさることながら、糸の準備工程（サイジング）の技術の高さがとても大切になる」と辰巳雅美さん（代表取締役）は語ります。良い糸の準備をするための『（株）のりつけや』と協働で多岐に亘る技術を磨いていると言います。非常に精巧な織布を安定的に生産するための様々なノウハウが毎日のたゆまない努力によって積み上げられているのだと感じました。

紳士・婦人服地としての綿織物や毛織物、羽毛布団用側地、
ワークウェア、カーテンなどの産業資材、その他